”からだ” のレッスン Somatic Education
演奏が歌が上達したい。
弾き易くなります。音が変わります。響きが変わります。
スポーツなど上達したい、記録を上げたい人。
今より強くなりたい人。
基本的な体の使い方が良くなって、速く、強くなります。驚く事に持久力まで増えるでしょう。
きれいになりたい人。
猫背を直したいひと。
かっこ良くなりたい人。
良い体の使い方を学び取れば、良い姿勢が楽な姿勢に成ります。見た目は当然のように良くなります。
肩こりをなんとかしたい。
よく腰が痛くなって、将来が不安。
その問題、気づかず、自分自身で造り出していませんか? それに気づいて取り組むことができます。
『より良く』成りたいとき、Somatic Education は何より役に立ちます。
懸命に努力して来た人たちは、Somatic Education であまりに効率よく『より良く(上達)』を実現できる事に驚く事でしょう。「不可能」と思われた事も比較的簡単に「可能」となり、もっともっと上を目指して進める勇気と確信が得られるでしょう。
そして、『より良く』を目指して取り組むとき、様々なからだの問題も当然の様に減って行きます。上辺を飾り立てなくても、内側から美しさが滲み出て来るようになるのも Somatic Education の素晴らしいところです。
2031年03月12日
良くなりたい人集まれ!
posted by kansan at 17:47| Somatic Education
2021年02月01日
混乱したときこそ、、、
フェルデンクライス メソッドや、アレクサンダー テクニークなど、レッスンを受けている時にとても混乱することがあります。
分かってみると、大したことではないのに、特にグループレッスンなどでは、
「何が何だか解らない。」
「そもそも、いったいそんな動き自体、可能なのか?」
と、混乱してしまう時があります。
そんなとき、割と多くの人が、
力尽くでともかくやろうとしてみたり、
あきらめて考えるのをやめて、自分の知ってるやり方で、つまりはこれまで通りに、やろうとしたり、
なかには、自分には無理と、投げ出してしまうこともあります。
これって、みんな もったいない と思うんです。
なぜなら、混乱した時こそ、その人にとって学ぶべき事がある事が多いからです。
たいていは、自分自身の固定観念や先入観に、矛盾する様な事が現れた時に混乱するものです。
これって実は学ぶチャンスなんですよね。
先日、僕のネットのクラスの参加者さんが、
『レッスンの途中で、ある動きをしようとしたとき、どうしていいのか解らない感じで、混乱して、イライラっとジタバタしそうにそうになりました。そのときこれは自分にとって学ぶべき大切なことかもしれないと思い、ちょっと立ち止まって、大きく動かずに、考えて、すこし動いてしてみました。そうしたら、完全に分かったという訳ではないけれども、何かわかった様な感じになりました。(^^)v』
ととても嬉しそうに話して下さいました。
そうなんですよね。
混乱したときこそ、学びのチャンス
です。そのチャンスを活かすには、イライラする前に、これはチャンスだと思い直す事がとっても役立ちます。
僕流に言えば、
すこしの混乱は、シメシメ。
自分にとっての学びの機会、進歩の手がかりが目の前に現れたと、まずは、小躍りしなくても、喜ぶことです。
そうすると、更なるイライラや混乱を避ける事ができ、より効率的に学びを続ける事ができます。
もちろん、少し時間を置いても、全く理解不能なときは、諦めて止めてしまった方が良いこともあるでしょう。
ただ、僕のこれまでの経験では、フェルデンクライス メソッドやアレクサンダー テクニークについては、混乱を無理やり突破しようとさえしなければ、いつも何某かの学びがあった様に思います。
posted by kansan at 15:52| Somatic Education
2020年08月20日
何故、見て真似することを、薦めないか?
ほとんどの場合、Somatic Education では、見て真似することを、薦めません。
多くの人は、真似する事が学ぶ事だと思っている事でしょう。その限界や問題点に気づいたのが、Somatic Education の特筆すべき素晴らしいところだと言えると思います。
では何故、それが問題なのか? アレキサンダー テクニークのレッスンを例にとって見ましょう。
例えば、多人数の参加するワークショップでは、ある人が受けているワーク(レッスン)を、残の人が観察している場面によく出会います。レッスンを受けてる人の姿形が驚くほど変わっていくのを目の当たりにするのは、とても面白くて、思わず惹きつけられてしまいます。皆の賞賛のため息も聞こえてきます。そしてそのイメージは目に焼き付くと迄は行かなくとも、印象に残ります。
そして、自分が受ける番になると、残念なことに、そのイメージが悪さをするのです。
- イメージ通りに動くのが良いことだとつい思ってしまうので、「それ」を実現しようと、「やって」しまう。
- もちろん、どういう事が、先ほど見た人の中で起こっているかは知る由も無いので、「自分の知っているやり方」でやってしまう。今手元にある、からだの使い方のレパートリーの中でそれを実現しようとしてしまいがちです。
- つまりはレッスンで学ぶべき事、つまりはより良い「自分自身の使い方」が学びにくくなるのです。
必ず、このような事が起きるとは言えませんが、多くの場合これが学びを妨げる大きな原因となります。
ある意味、この焼き付けられた「素晴らしい動きや姿勢のイメージ」は「結果 (end)」と言えるでしょう。この「結果」に注目せずに、それを実現させた「方法」、「過程」に注目するのが、Somatic Education の特筆すべき素晴らしいところです。アレキサンダー テクニークだと、「means whereby」、フェルデンクライス・メソッドだと「プロセス」と言ったりします。
それから、正しい姿勢や正しい動き方、なんていうものを教えられると、からだの使い方や、心の機微を深く学んだ人なら分かると思いますが、「正しくありたい。」「ちゃんとしなくちゃ。」なんていう気持ちが、余計な緊張を呼び起こして、本来持っている能力を十分発揮できなくさせるのです。
余談ですが、「正しい」とはどういう事でしょう。ほとんどの場合、「他者の基準」に照らして合っていると「正し」くて、違っていると「間違い」なのです。これまでの人生でこの「他者の基準」による「正しい」を深く植え付けられてきた人は多いと思います。Somatic Education は、深いところで、この「他者の基準」を「自己の基準」に置き換えていくワークとも言えます。僕の大好きな、アレキサンダー テクニークの先生(マリーフランソワーズ・ルフォール)から、アレキサンダー テクニークで教えてるのは、オートノミーなのだと教わったと思います。
posted by kansan at 16:22| Somatic Education
2020年08月08日
前腕の回旋について
手首(前腕)の回旋について
『音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと』の間違いとして、ある記事で前腕の回旋(回内・回外)について取り上げられていました。
それについて考察します。
手首(前腕)の回旋のしかたとして、
まず、回内回外の動きというのは、手首を回旋させるいろいろなやり方のうち、ある特別なやり方だということを理解しておく必要はあるでしょう。
@上記、『音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと』や『動きの解剖学(初版)』では、親指側で 橈骨が、尺骨の周りを回る(交差する)と書かれています。解剖学か運動生理学では、そういう事なのだろうと思います。なぜなら、尺骨は肘の関節で上腕骨と噛み合っていて、肘の関節では、曲げ伸ばし以外の動きはほぼ出来ないからです。橈骨は肘の辺りで上腕骨と関節を成していますが、回る事も曲げる事もできます。
動きの例としては、テニスのラケットを振るとき、特にバックハンドや両手打ちの時に目立つと思います。卓球のシェイクハンドでのバックでドライブを打つ時や、野球のバット振りもその様です。
A『動きの解剖学(第2版)』では、前腕(正しくは手首)の回旋軸が中指の辺りだと記されている様です。これには、肘関節が曲がった状態でという条件が付くと思いますが、@の橈骨の動きと尺骨側が肘関節で微妙に曲げ伸ばしされてるのと合わさって実現できる動きです。
動きの例としては、ピアノのトレモロ奏法を楽にした時の様です。
Bもう一つ、橈骨の親指側が動かない様に固定されていて、尺骨の方が動いてる様に見える動きです。肩の動きで、肘自体が動いています。
動きの例としては、長い柄のホウキで掃く動きを想像してください。それとも、スリコギで物をすりつぶす時に少し使う動きだと思います。
Cそして、@ABの間に無限にバリエーションがあると思われます。
まとめ、
@ABの何れにしても、間違いでは無く、それぞれ違った用途があると云うことです。どれか一つの動き方を正しい動きとして取ってきて、全ての動きに適用しようとするから問題になるのでしょう。思い込みを無くして、自分自身のからだを感じて探っていけば、自ずと問題を起こすことはないと思われます。ただ、中々消せなかったり、知らぬ間に忍び込んでくる、こういった思い込みを無くすためには、時に理屈が役に立つ事もあるかも知れません。
Somatic Education では、そういった思い込みを出来るだけ排除できるように取り組みます。思い込み自体に気付いてもらえるようにワークしたり、理屈を教えることより、新たな気持ちで自分自身に耳を傾けて、自分がいったい何をしているのか、感じているのか気づいて、そして良いやり方を見つけていくのを援助しています。
posted by kansan at 13:57| 頭で知っているのt、からだで知っている
2019年10月03日
オンライン の ATM レッスン、好評です!!
令和元年7月から始めた、インターネット上のATMクラス『ZoomミーティングでATM』予想を超えて好評です。
こんな感想を頂きました。
それから、ちょっと長いですが、これまでのレッスンの感想、聞いていただけますか?
最初はオンラインで上手くできるか不安でしたが、今は毎回レッスンで色々変化があってとても楽しみになりました。新しい自分を発見していくようです。
目のレッスンを受けた後、広範囲の変化があって驚きました。呼吸がしやすくなって、腕〜指先の硬さがほぐれたのか、握力が少し戻ってきました。
何よりうれしかったのは、気分の変化です。
右目に後水晶体剥離が起こり、濁りが入って視野も少し悪くなり、気分が落ち込んでいたんですが、気持ちが落ち着いて軽くなったのに驚きました。 目と脳の関係って親密ですね。
レッスンの後は、普段の動きが無意識にレッスンで学んだ動きをなぞっていて楽に動けるようになっています。
もともと緊張しやすく、焦って行動しがちなのですが、レッスンのあとは、落ち着いた体を感じると、とても平和な感覚になります。
こういう時間が定期的に持てる事は、人中への外出が苦手な私にはとてもありがたい事です。
最近、SNSも疲れておやすみしているので、もしこの感想がお役に立つ事があれば、一部でも、全部でも匿名でよければお使い下さい。
素晴らしい気づきと変化をされてると思います。
ネットの方が、教室に実際に集まるよりも、良い事も大いにある様です。
posted by kansan at 01:25| フェルデンクライス メソッド @ Somatic Education
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