2014年04月03日

猫背の叔母さんの話

先日3年振りに来られたクライアントさんが興味深い話をして下さいました。


 何年も前に叔母さんにS.I.を勧めて下さったそうです。猫背で辛そうにしていたので、『一緒に云ってみませんか、楽になるかもしれませんよ。』と勧めてみたけれど、『わたしは結構です。』と固辞されたそうです。それから、何年か経ったいま彼女の背はものすごく曲がっていて、ほぼ俯いて歩いているとのこと。

『ここ3年位の間に、どんどん背中が丸くなっていって、一遍にお婆さんみたいになってしまった。』
『あの時一緒に来てれば、良かったのに。』

と、残念そうに話して下さいました。そして、ご主人の事もとても気になるので、今日も一緒に来る様に誘ったが『わしはいい』と断られたとの事。叔母さんは高齢でもあるし、『もう言わない』けど、身体の歪みが加速度的に大きくなっていく様子を思い描きながら、ご主人の事はやっぱり気になる様子でした。

 ワークが終わってとっても気持ち良さそうに、
『とってもすっとしました。なんかこの辺が広がって伸び伸びした感じです。今まで縮こまってたのが分りました。ありがとうございます。』
と喜んでもらえました。

 最後に『次は主人に来てもらいます。』と決意した様に言って帰られました。



 「背中が丸くなって、お婆さんかお爺さんの様になってきた。」
そんな時、そのままにしていると、どんどん老け込んで行く様に思います。実は「背中が丸くなって」行くというより、「背中を丸くして」いると、と言った方がいいかもしれません。ともかく、いつもその老け込んだような姿勢でいると、首や肩が凝って、背中がいつも張った様になって、歩くのも大儀になり、ただ立っているだけでも辛くなってきます。そうすると、行動範囲やすることも制限されて、ますます老け込んで行く事になります。気がつくと、もっと背中は丸くなって、俯いて歩いていたという事にもなりかねません。

 反対に、それに気づいたのをきっかけにして、自分自身に注意を向けて感じて、学ぶべき事を学んで行ったなら、真っ反対の事が起こせます。のびのびした感じになって、広がって、気持ちよく、清々しい気持ちになれます。姿勢も良くなって、肩こりや背中の張りが大きく減じて、周りから見た目も全然変ってくる事でしょう。行動範囲やすることも広がって行く事でしょう。気がつくと、背中はのびて、まっすぐ前を見て歩いて、若返っていたという事も可能です。


 Somatic Education で、老化を食い止めたり、逆転させてみませんか?
posted by kansan at 23:22| 何に役立つ

2012年01月22日

アレキサンダー テクニーク が先か、フェルデンクライス メソッド が先か?

まず何から学べば良いか?

いつも答えるのは、
『S.I.のベイシックシリーズを初めに受けるのがお薦めです。その次にフェルデンクライス メソッド か アレキサンダー テクニーク が良いですよ。』
http://somatic-education.com/%E9%81%B8%E3%81%B6.html

では、フェルデンクライス メソッド と アレキサンダー テクニーク はどっちが先になの? または、どっちが良いの?

これまでは、上記URLにある様に、
『実際の活動を、例えば演奏など、そのまま向上させたいときは、F.I. やアレキサンダー テクニークが良いでしょう。F.I. では、根本的なところから動きを変えることができ、アレキサンダーテクニークは時間がかかりますが、自分自身の微妙な使い方に気づけるようになるでしょう。』
こんな具合に一般的な感じで話をしてきた。

ただ、よくよく考えると、
フェルデンクライス メソッドを学ぶと、からだの重さや構造、そしてそれを物理的な現実として体験的に身につけられる。こんな風に書くと分かり難いかもしれないが、ともかく体の使い方が、そしてその延長としての道具の使い方が、分かり易いのだ。
例えば、自分のカラダを支える事、楽器や道具を支える事が、体験的に構造を知って重さを感じる事で、容易になるのだ。

ある程度フェルデンクライス メソッドを学んだ後で、自分自身の微妙な使い方に気づけるようにアレキサンダー テクニークを学んだら、分かり難いものも自分なりに上手く解釈出来て、より効率的に学べると思う。


僕自身はアレキサンダー テクニークのトレーニングの終わりの方で、フェルデンクライス メソッドのトレーニングに入ったが、それを聞いたフランスのアレキサンダー テクニークの先生で自らATの学校もしていた、マリー・フランソワーズ先生は怪訝そうな顔で、
『フェルデンクライス メソッドを勉強してからアレキサンダー テクニークを学びに来る人は知っているけど、その逆は見た事がない。』
と仰ったが、それを裏付けている様に思う。
posted by kansan at 17:17| Comment(0) | Somatic Education

2012年01月01日

常識を疑うこと。

 最近『常識を疑うこと』が、キーワードとして浮かび上がってくる。

 良きにつけ悪しきにつけ、今の自分を作っているのは、これまでの自分自身の持っていた、『常識』なのだ。これは、ひょっとしたら『信念』と言い換えても良いかもしれない。はっきり意識しているものも在れば、あまりに当たり前で何かで見せつけられないと気付かないものも多い。中には、「そんな『信念』をもっていたなんて!」と吃驚することもある。

 Somatic Education (からだの勉強) では、この『常識を疑うこと』が折に触れてでてくる。それまでの常識、信念が、覆されて行くのは、意外性があって面白いことも多いが、つらいこともあるだろう。「からだ」は楽になって行くのだが、変化に抵抗することも大いにある。

 ワークがとってもうまくいった、ある女性は、「このごろ常識を疑うてます。」と言っておられた。権威者に言われたことも多分「疑うて」いたからこそ、僕のところに来られたのだろう。

 『常識を疑うこと』そして、常識を疑い続けることが、進歩、成長の鍵だと思える。
posted by kansan at 23:23| Comment(0) | Somatic Education

2011年07月02日

美しくなりたいなら、、、

美しい人は、生まれつき美しいのだろうか?
自分とは関係ないのだろうか?

いやいや、絶対そんなことはない。

からだの美しい人は、美しく動いて、優雅な身のこなしをしている。
そう、動き方や、日々の生活の仕方で、からだの美しさは決まる。

上手によく歩く人の脚は美しい。
バイオリニストの指は繊細で長く美しい。

からだの使い方が変われば、徐々にからだの形も変わって行く。


S.I.そして、Somatic Education は、からだ そのものを美しくする強力なツールとも言える。

SIを受けて・・・
ボディライン、脚のラインは全く変わる。
高いエステに通うより安上がりで確実で速く美しくなれると思う。
おまけに(どっちがおまけかわからないが・・・)
からだは軽く快適になってくる。
http://somatic-education.seesaa.net/article/45782996.html
posted by kansan at 18:56| Comment(0) | Somatic Education

2011年05月12日

答えはどこにあるのか?

 レッスンやクラスをしていて、よく答えを言うように求められる事がある。生徒自身の考えが正しいかどうかと聞かれる事もよくある。

 僕自身も、からだの勉強を始めた頃よく先生に答えを聞いていた。
それはあたかも、正解はどこかに在って、先生はそれを知っていて教えてくれるものと信じているようだ。そして、『自分自身の中には答えが無い』、『答えはどこか他所にある』と信じているかのようだ。

 いつも答えを外に探して、偉い先生や権威者の言う事をありがたく拝聴して、信じ込んではいないだろうか? 批判などもってのほか、確かめる事すらしていないのではないだろうか? それを言っている人たちも、ひょっとしたら自分自身で確かめた訳ではなく、どっかの本か教科書に書いてあるから、権威者の言った事だからと、信じているだけかもしれない。 その人にはうまく行っても、自分には当てはまらないかもしれないとは考えただろうか?

 答えはどうあれ、結果は必ず自分自身に還って来るのだ。

 ひょっとしたら、”あなたの問い”への答えは あなた 以外、誰も持っていないかもしれない?


 僕は今では、『自分自身の内にしか答えは見いだせない』、『正しいかどうかという事自体意味が無い』、『自分で見つけることにこそ、意味がある』、などと確信している。『 Somatic Education 』で、自ら試行錯誤して、学んで、体験して来た事を通して、その確信に至った。

 『 Somatic Education 』は、人を勇気づけ、自分自身を信頼する事を教え、自信を勝ち取るすべを学ばせてくれる。自分自身で、自分の進むべき道を見つける手だてを、こつを学ばせてくれる。

 『答えはどこにあるのか?』
それを、体験を通して、自ら見つける、好い機会を与えられるのは、Somatic Education に他ならない。
posted by kansan at 14:56| Comment(0) | Somatic Education
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